世界では人口増加や都市・工業化による水不足や環境問題など課題に直面する一方、わが国は本格的な人口減少時代と社会変動に直面する大きな転換期を迎え、「量」と「質」の両面でのニーズと課題に対する挑戦が続きます。企業においては、水資源の循環利用やエネルギーとしての利活用など、省エネやコスト削減、水・環境リスクへの積極的な取組みが求められています。
増大する水の「量」と「質」のニーズ・課題に対し、水処理システムにおいても、センサーや通信技術を用いたIoT、人工知能(AI)、データ活用等による付加価値サービスや異業種連携など、ビジネスの変化・進化は続きます。
InterAquaは、日本の水処理/管理技術を中心に、国内外における水ビジネスの起点として活用いただくべく、2010年の初回から数えて、開催10回目を迎えます。技術革新や市場ニーズの多様化・複雑化に寄り添い、水ビジネスの次代を創る皆様を支援する展示会を創ってまいります。
水処理の課題解決の場として、技術導入・アライアンス・ネットワーキングの機会として、ぜひ当展をご活用ください。

 (InterAqua2019 第10回国際水ソリューション総合展チラシより)

     詳しくはこちら
     https://www.interaqua.jp/

今回K-RIPでは個別プロジェクト支援事業の一環で上記展示会に出展、出展者プレゼンテーションを実施します。
水分野に関心のある方は、ぜひご参加ください。皆様のご来場をお待ちしております。

主催:(一財)九州産業技術センター
   九州環境エネルギー産業推進機構(K-RIP)

開催日時

【出展者プレゼンテーション】
 ◆1月30日(水)11:45~12:25  ㈱ワイビーエム/中島物産㈱
 ◆1月31日(木)11:30~12:10  ㈱アステック入江
 ◆2月 1日 (金)14:45~15:25 (一社)ファインバブル産業会/㈱Ligaric

 

会場

【会 場】東京ビッグサイト(東1ホール会場内セミナーC会場)

会場ホームページ

参加費

展示会入場料3,000円
※来場事前登録または招待状を持参されますと無料になります。

事前登録はこちら
https://www.interaqua.jp/for_visitors.html

出展者プレゼンテーション  参加無料(※先着130名)
 

プログラム

◆1月30日(水) ————————-

11:45~11:55

「ファインバブルの基礎」

(株)ワイビーエム ファインバブル事業開発部 課長 大坪修平 氏

日本初の革新的な技術であるファインバブルは、一次産業での活用をはじめ、様々な産業分野で応用が進んでいます。今回はファインバブル技術の基礎を紹介します。

 

11:55~12:25 企業による事例紹介 ※各15分

(株)ワイビーエム ファインバブル事業開発部 課長 大坪修平 氏

「産業分野におけるファインバブル活用のご提案(工場排水、食品加工等)」

弊社は20年程前からファインバブル技術の開発及び取り組みを行っており、様々な分野(農・水産業、工場排水、水質浄化、食品産業等)への納入実績が多数あります。UFB発生装置の紹介や、導入・応用事例を紹介し、様々な分野でのファインバブル利用の可能性をご提案します。(ガス反応の促進、薬剤使用量削減、成長促進等)
 ※UFB:ウルトラファインバブルの略

 

中島物産(株)  代表取締役社長 中島康宏 氏

「濁水環境下でも使用可能な水産養殖・環境浄化向けファインバブル技術」

当社のファインバブル発生ノズルは、主に水産養殖の環境改善向けに開発しており、ベトナム国のエビ養殖(生存率向上・成長の促進)や海苔の生産現場(品質向上)への適応事例があります。濁水環境下でも使用できるノズルを開発しており、その他、洗浄分野等のデータ事例をご紹介します。

 

◆1月31日(木)————————————

11:3012:10

(株)アステック入江 FM事業部 マネジャー 高橋宏幸 氏

「塩化鉄液の用途拡大と都市鉱山リサイクルへの適用」

当社は創業より108年、製鉄事業に携わり、そこから派生した塩化鉄リサイクル事業を24年間行っています。リードフレーム等のエッチングで発生した使用済み塩化鉄液を、製鉄所で発生するダストを精製・活用し、リサイクルしています。リードフレーム等のエッチングで再度使用できる品質で且つ安価です。塩化鉄液の用途拡大(主に水処理剤)と、塩化鉄液を利用した独自の都市鉱山をリサイクル進めています。

 

◆2月1日(金)————————————

14:45~15:05

一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA) 理事 矢嶋尚彦 氏

「ファインバブルの基礎と活動概要」 

近年、注目を集めている日本初の革新的な技術であるファインバブルは、農業・水産業での活用をはじめ、製造分野、洗浄、食品、化粧品、医療・薬品、水質浄化など幅広い産業分野で応用技術の開発が進み始めている。また現在、ファインバブルの国際標準化について国とファインバブル産業会(FBIA)が一体となって、力強く推進しているところである。今回様々な産業分野で注目を集めるファインバブル技術の基礎と活動概要を紹介する。

 

15:05~15:25 企業による事例紹介

NEXCO西日本グループ (株)Ligaric 開発事業部 係長 山近晋也 氏

「洗浄用途におけるウルトラファインバブル活用事例のご紹介」

西日本高速道路が推進するウルトラファインバブルを活用した人と環境にやさしい施設設備管理を紹介します。トイレ等の施設清掃では水・洗剤を大幅に削減し、浄化槽ではオゾンウルトラファインバブルにより余剰汚泥を大幅に減容化するなど、環境分野での効果と適用について説明します。

お問合せ先

▼K-RIP(九州環境エネルギー産業推進機構)担当:杉迫
TEL:092-474-0042  FAX:092-472-6609

お申し込み、申込締切

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参加希望の方は、当日会場にてお申込みください。

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