【日時】 平成26年3月13日(木)
講演会:17時00分~18時30分/ 交流会:18時30分~19時30分
【場所】 福岡合同庁舎本館 6階 第2・3会議室
アクセスマップ: http://www.kyushu.meti.go.jp/aboutmeti/access.html
【参加費】 無料(交流会出席の方は500円/人)
【参加人数】 講演会:48名 / 交流会:22名
【プログラム】
第1プレゼンテーション
テーマ : 世界を救う小型海水淡水化装置と小型浄水器の御案内
講演者: ワイズグローバルビジョン株式会社 代表取締役副社長 柳瀬 善史 氏
~概要~
当社は小型の海水淡水化装置を販売しています。大手企業は大型の装置や数十億円もの淡水化プラントなどを開発していますが、当社は持ち運べて家庭用電源でも使用可能な小型の海水淡水化装置を開発しました。
小型化出来たがゆえに大きな市場が創造出来ています。それは例えば小型の船の他、沿岸の自治体や施設など人が多く集まるところでの防災用途です。また、非常に小型で火も電気も使わない手動ポンプ式の防災用浄水器も開発しました。こちらは河川やプールの水に使用できます。
当日の参加者アンケートでは、「とても参考になった」「製品を購入してみたい」「一緒に組んでビジネスをしてみたい」といった声が多く、参加者の関心を誘う、大変興味深い内容でした。
第2プレゼンテーション
テーマ : 世界初、基盤の表面を100%ナノレベルの酸化チタン結晶膜で皮膜する高性能光触媒技術の原理と応用
講演者: 株式会社ティオシステムズ 顧問 小森淳一 氏
~概要~
光触媒は、有害有機物を完全に分解し無害化する抗菌・消臭・防汚・水質浄化を目的とした環境浄化技術の切り札として、長い間期待されてきました。 しかし、期待程は普及していないのが実情です。
光触媒の効果を発揮するためには建物等にコーティングする必要が有りますが、現状はバインダーとして有機性接着剤及び塗料を使っているのが一般的です。しかし、光触媒は全ての有機物を酸化分解する技術ですので当然バインダーをも分解し、短期間で剥げ落ちると言う大きな欠陥を抱えていました。
当社は釉薬の研究から偶然発見された、分解されない無機性接着剤を使い 、高耐久・高分解力・速乾性常温施工等の機能を持つ、光触媒の国際特許を取得し、長年の懸案を克服しました。
九州のターミナル駅、某建設会社新本社ビル、大学等の施工実績もあります。
当日の参加者アンケートでは、「とても参考になった」「製品を導入してみたい」といった声が多く、また活発な質疑応答が行われ、今後のビジネス展開が期待されるところです。
ティオシステムズ講演資料(1/2) ティオシステムズ講演資料(2/2)
第3プレゼンテーション
テーマ : 施策紹介
講演者: 九州経済産業局 産業部 中小企業課 / 地域経済部 技術振興課
~概要~
25年度補正予算、及び26年度予算の内容より、参加企業のみなさまにご活用いただける施策内容を紹介しました。
(中小企業課) 中小企業者向けの支援メニュー
(技術振興課) ものづくり補助(25FY補正) / サポイン(26FY)
【写真】