【日 時】 平成25年4月11日(木)
プレゼン17:00~18:20/交流会18:20~19:30
【会 場】 福岡合同庁舎本館6階 九州経済産業局 第2・3会議室
http://www.kyushu.meti.go.jp/aboutmeti/access.htm
【参加費】 無料。(但し、交流会に参加の場合のみ500円/人)
【参加人数】 講演会:61名 交流会:37名
【内 容】
■プレゼン①
テーマ: R&R事業(食物リサイクルループ)の紹介
講演者: 株式会社トワード 環境ソリューション営業本部 執行役員・本部長 友田 昭二 氏
内容:
物流会社である当社だからこそ提供することができるR&R事業についてご紹介いただきました。
R&RとはReverse Logistics & Recycleを略したものです。生産者から消費者に向かう物流の管理を意味する「ロジスティクス」に対し、その反対となる消費者や利用者から、生産者へと向かう物流を管理するロジスティクスが、「リバースロジスティクス」であり、物流会社である当社のノウハウを生かしリサイクル事業へ展開している事業を意味します。つまり、通常の配送業務と回収業務(食品残渣など)を同じ車(ルート)で行うことで、極めて合理的なリバースロジスティクスを目指しています。勿論、配送と回収に同じ車を使用するため、その衛生管理や収集方法などは、研究、実証試験を重ね独自の手法を確立しています。同時に堆肥化やその有効利用についても、研究機関と連携しながら、作物の生産から販売までのループも日々検討しています。
本事業は、食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画(リサイクルループ)」として、平成24年2月に北部九州で初めて、国(厚生労働省・農林水産省・環境省)から認定されました。
当日は、多くの質問が飛び交い参加者の関心を誘う講演でした。
◆プレゼン資料◆
■プレゼン②
テーマ: 地球に優しい、樹木粉砕機と木質チップ燃焼型バイオマス加温機のご紹介
講演者: 株式会社 大橋 営業部 池田 詩絵 氏
内容:
当社の主力製品である樹木粉砕機と、現在開発中の木質チップ燃焼型バイオマス加温機についてご紹介していただきました。
樹木粉砕機とは、木や竹を細かなチップに粉砕する機械で、当社製品は、木、枝、竹、草、稲わら等、様々な物を粉砕できます。また、単に機械を販売するだけでなく、粉砕した後の木質チップ利活用法をお客様へご提案することにも力を入れています。現在、その新たな活用法として木質チップを燃料としたバイオマス加温機の開発を行っているそうです。これまでチップの燃焼や黒煙対策に関して専門家にアドバイスを受け、何度も試作と試験を繰り返してきました。先月、ようやくビニルハウスでのテストにこぎつけ、現在そのテスト中だそうです。
木質チップは重油に比べて低価格であり、燃料費の削減が期待できます。さらに「カーボンニュートラル」という考えのもと、地球環境にやさしい、CO2削減に寄与できる加温機です。
参加者からの質問も多く、地球温暖化防止及びCO2削減の観点から今後の活躍を期待するところです。
◆プレゼン資料◆
【開催風景】
((株)トワード 友田氏) ((株)大橋 池田氏)
(講演会風景) (質疑応答風景) (交流会風景)
【お問合せ先】
九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)
TEL:092-474-0042 FAX:092-472-6609
e-mail:info@k-rip.gr.jp