第131回エコ塾 は『中小企業のデジタルトランスフォーメーション』をテーマに、
2人の講師にご講演いただきました。（リモ－ト配信あり）
≪ 開催概要 ≫
〇講演会
【日時】
令和2年9月30日（水）
講演会：15時00分～17時30分
【場所】
講演会：株式会社正興電機製作所本社ビル５階会議室
（福岡県福岡市博多区東光二丁目7-25）
【参加人数】
12人/会場参加 29人/リモ－ト参加
********** プログラム **********
【基調講演】
『DXを実現するための科学的方法論』
九州大学名誉教授
DXパートナーズ代表取締役 村上 和彰 氏
コロナで消費が消えたと嘆く人もいるようですが、消えたのではなく別のものにシフトしただけです。ものづくりもスピード感を持ってそのシフトに追随しなくてはなりません。従来のように中期経営計画を立ててPDCAをまわすような方法では追いつかない状況になりつつあります。シャープがマスクを作るようになったのと同じように、需要の大きな変化に合わせて作るものを迅速に変えられる体制に整える必要があります。そのときDXが役に立ちます。このDXを実践で成功させるため、その方法について「DXの科学」に基づき、解説しました。
【会員講演】
『大企業の失敗事例からわかったDXで気をつけるポイント』
K-RIP事務局マネージャー 片山 雅弘
アマゾンやウーバーの原点は、困っている人の問題を解決し、お客様を笑顔に変える事でした。かれらはそれをめざして起業し、DXを活用しながら今もその企業価値を高め続けています。一方、日本の大企業の多くは、DXの導入を進めてみたものの、なかなかうまく活用できていないようにと思われます。なぜうまく行かなかないのか、大企業の失敗事例を見ながら、中小企業が、どのように取り組むべきかについて考察いたしました。
【講演会風景】
