「九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)」は、九州経済産業局と密接な連携のもと、マレーシアと環境産業交流を進めており、2013年10月にはマラッカ州のグリーンテクノロジー・コーポレーション(MGTC)とLOIを締結しました。
マラッカ州は、環境保全やグリーン・イノベーションへ積極的に取り組む自治体であり、州政府の強いイニシアティブの下、MGTCにおいて「マラッカ・グリーンテクノロジープロジェクト(マラッカPJ)」が進められています。
こうしたなかK-RIPでは、マラッカ州政府関係機関等との協議を実施してきたところ、マラッカ州から、当面、次の3つの課題に対してPJ参画が提案されました。
① 処理(マラッカ川の浄化、工場排水の浄化)
② エネルギー(省エネ・節電)
③ 廃棄物処理(リサイクル、環境行政の取り組み等)
このうちプライオリティの高い①②について、マラッカPJ への参画に向け、K-RIP会員企業等の共同体によるプロジェクト組成(現地マラッカにおいて実証事業等)を支援していく予定です。
(「第2回マラッカPJ検討会」の開催について)
K-RIPでは、第1回検討会を今年2月に開催し、会員企業の製品・技術情報等をご提案いただくとともに、この情報を持って3/18に現地マラッカにて具体的な協議を行ってきました。
更に、8月18日~20日にかけて、マラッカ州政府機関及びマレーシア連邦政府の関係者 約15名のミッション団の九州訪問が決定し、九州企業の環境技術をアピールする絶好の機会が巡って参りました。
(今回の視察では、マラッカ州知事(ダトゥク・ハロン氏)をはじめ、マレーシア連邦政府[PEMANDU(ポマンドゥ)、MIGHT(マイト)、Kettha(エネルギー・グリーンテクノロジー・水道省)]及び関連企業(2社程度)のミッション団が来訪される予定です。)
これに関して、「①3月協議のご報告、②マラッカ政府団の招聘プログラム、③具体的な案件組成に向けた方策等」を検討するため、下記日程により「第2回マラッカPJ検討会」を開催致しました。
記
<開催概要>
◇日時:平成26年7月8日(火)13:30~15:30
◇場所:K-RIP会議室(福岡市博多区博多駅東2丁目13-24 一般財団法人九州産業技術センター内)
◇主催:K-RIP、九州経済産業局
◇議題:
①3月マラッカ協議の報告
②マラッカ政府団の招聘プログラムについて
③具体的な案件組成に向けた方策について
④その他
【意見交換概要】
当日はこれまでのマラッカでの取り組みの報告をベースに、マラッカ政府団の招聘内容についてや今後のプロジェクトの進め方について積極的な意見交換が行われました。また、案件の具体化に向けて、具体的な技術提案機会の創出を求める声も多くありました。
※資料や詳細等お問い合わせは事務局までおたずね下さい
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目13-24(一財)九州産業技術センター内
九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)事務局
担当:嶋田・中尾
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