・企業概要:現代表が1984年バイオアッセイ研究所を設立し、生物の行動を電子信号に変換する研究で魚類を使った水質自動監視装置を国内で最初に開発し実用化に成功する。2004年九州大学客員教授を退官しバイオアッセイ研究所を環境電子株式会社に法人化「水質自動監視装置」の製造販売に乗り出す。

2010年「TVセンサー安全監視システム」を開発し国交省NETISの登録を受け㈱レンタルのニッケンと提携しレンタル事業に乗り出す。

2021年水道原水中の微量なカビ臭(2-MIB)の自動検出装置の開発に成功する。

・主な事業:水質自動監視装置の開発製造販売(国内外特許登録済)

     :TVセンサー安全監視システムの開発製造及びレンタル

・免許・特許保有状況

 ■日本 特許

  特許第3413551号 登録日:2003年4月4日

  特許第4951473号 登録日:2012年3月16日 (他11件)

 ■日本 商標

  登録第6276534号 登録日:2020年8月4日

 ■外国特許

  中国 特許第ZL201110340306.8号 登録日:2015年9月16日

  米国 特許第10048243号  登録日:2018年8月14日

  中国 特許第ZL201710820858.6号 登録日:2020年7月3日   (他3件)

  ベトナム  出願番号1-2022-07858 出願日2022年11月30日

  タイ    出願番号2201007872 出願日2021年12月1日

  カンボジア 出願番号KH/P/2022/00076 出願日2022年12月23日

  フィリッピン出願番号1-2022-050519 出願日2022年10月27日

 ■外国商標

  中国 登録第G1514755号 登録日:2019年11月8日

 ◆建設業の許可 福岡県知事 許可(般-26)第104719号 電気工事業・電気通信業・機械器具設置業

・表彰実績

  平成18年3月 (独)中小企業基盤整備機構の「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業」助成金を受ける。

  平成20年3月 福岡県「新商品の生産による新事業分野開拓事業者」認定を受ける。

  平成23年10月 国土交通省 「TVセンサー安全監視システム」NETIS(新技術情報提供システム)の登録を受ける。

  平成26年10月 経済産業省 異分野連携新事業分野開拓計画の認定を受ける。

  令和4年3月 日本発明振興協会・日刊工業新聞社「発明大賞 功労賞」受賞。

・今後の事業展開

   水道事業に関連した新製品の開発。

 日本の水道事業で培った技術や製品を海外に広めるビジネスを目指す。 

 

企業・団体名
環境電子株式会社
所在地
〒〒814-0174  福岡市早良区田隈2-17-1
TEL
092-872-5152
FAX
092-801-8251
URL
http://www.kankyo-densi.com
事業種別
環境アセスメント・環境分析、その他(魚類による水質自動監視装置)
代表者
代表取締役会長 山本隆洋
創業年月日
(西暦)2004年3月
従業員数
10名
資本金
2000万円
売上高
1億5788万円
海外取引状況
あり
中国
  • 魚類による水質自動監視装置

    24時間無人で連続原水中の有毒物質を魚類(ヒメダカ)行動を画像処理で行う。未知の毒物や複合毒物に短時間で解析できる。日本国内では出荷数第1位で280台以上納入している。

  • 画像処理センサー装置「TV-センサー」

    監視カメラの映像をモニタテレビに写し付属のマウスでライン等が画面に設定できる。移動物がこのラインに触れると自動で警報を発する。海上や空など従来のセンサーが設置できないところに設定できる。国土交通省のNETISの登録製品。

  • アニマルショック「カラスの追い払い装置」

    カラスの生の警戒声や悲鳴声を音声チップに入力しカラスが来た時にスピーカで報鳴して追い払う。電力会社やJRに約1000台採用された。近頃はメガソーラーにカラスが上空から石を落下させる被害対策に利用されている。