【開催日時】※第49回目は平成23年6月1日(水)
講演会17:00~18:00 / 交流会18:15~19:15
【開催場所】 講演会 九州経済産業局 第二・三会議室(福岡合同庁舎6階)
交流会 福岡合同庁舎
アクセスマップ:http://www.kyushu.meti.go.jp/aboutmeti/access.htm
【交流会会費】 一般:2,000円、学生:500円 (講演会のみ出席の方は無料です。)
【参加人数】 講演会 約60名 / 交流会 約30名
記
【第一プレゼンテーション】
講演企業:カーボン・ゼロ 発表者名:代表者 桑原 美博 氏
テーマ:「100%脱臭を目指した微生物脱臭装置開発の現状について」
概要:
微生物脱臭装置についてご説明いただきました。
具体的には、ゴミ処理場などで発生する温室効果ガスや悪臭を特殊な微生物により分解することで、CO2の削減や悪臭の無臭化等に寄与することが可能となり、分解後の空気は、空気より「重い」可燃ガスと「軽い」可燃ガスに分けられ、排出口を2カ所にすることでこれまで問題視されていた可燃性ガス等の爆発といった危険性もなくなり安全・安心にガスの分解・排出が出来るという話でした。
当日は質疑も多く賑わいのある講演となりました。
【第二プレゼンテーション】
講演企業:株式会社野田市電子 発表者名:一級建築士 CASBEE建築評価員 吉永 拓郎氏
会社HP:http://www.nodaichig.jp/environment/
テーマ:「たてものの環境性能評価」
概要:
京都議定書に記載されている温室効果ガス削減の一つの手法として建物を新築・増改築する際の建築環境総合性能評価についてお話しいただきました。
省エネ・省資源といった環境負荷削減の側面以外にも室内の快適性や景観への配慮といった、環境品質・性能向上も評価する「CASBEE(R)」という評価方法が普及しだしており、自治体によっては工場の建築等に際してCASBEE評価書の提出が必要など、今後の環境対策の一つの目玉になっているとのことでした。企業の環境対策における重要性について大変参考になる話であり、参加者の関心を促す講演でした。
講演会の風景 カーボン・ゼロ 桑原氏 ㈱野田市電子 吉永氏 交流会の風景