本年9月に医療機器・医薬品メーカー・販社、医療機関、ものづくり企業等との
穏やかなネットワークを目指す「九州医療関連産業推進フォーラム」が設立さました。
今回の研究会は、当フォーラムの活動の一つとして開催するものです。
研究会では、医療現場での課題やニーズ等を技術的に解決した事例を研究者から
報告いただき、医師からは医療現場の課題やニーズをご紹介いただくこととしました。
提示された医療現場のニーズ等に対する課題解決について、企業ご自身がお持ちの
技術等がどのように活用できるか、検討できる機会としていただきたいと考えております。
医療機器等への開発に取り組んでおられる企業のみならず、今後、医療関連産業
への参入を積極的に考えておられるものづくり中小企業や研究者の皆様の積極的な
参加をお待ちしています。
なお、今後、同様の研究会の開催を予定しております。
参加は無料ですが、事前登録をお願いしております。
参加対象者は、 企業、大学等研究者など課題解決提案ができる方
申込締切日:平成23年12月13日(火)
また、添付の提出シートに関しては、1ページに必要事項を記入され、当日ご持参願います。
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第1回「医工連携推進研究会」 ~ 医療現場のニーズにどう対応するか ~
主催:(財)九州産業技術センター、九州経済産業局
日時:平成23年12月15日(木) 17:00~19:00
場所:福岡大学文系センター棟4階第4会議室(福岡市城南区七隈8-19-1)
プログラム:
17:00 開会/説明
17:10 取組報告
~17:55 「医工連携・上市過程をシステムとしてとらえる重要性:短期間に成果を出す方法」
九州大学先端医療イノベーションセンター教授 大平猛
「外科手術における術前シミュレーションと術後評価、長寿命人工関節の開発」
福岡大学工学部准教授 森山茂章
「消化管内走行カプセル」
九州工業大学 大学院情報工学研究院 教授 伊藤高廣
17:55 医療現場のニーズ発表
~18:55 ※テーマは以下のとおり1テーマにつき10分間の説明時間で実施
【テーマ】 「喉頭摘出後の代用音声:電気喉頭の機能・音声の改善」
「医療用回路のワンタッチジョイント化」
「診断/治療両用低出力超音波振動・探触子の開発」
「難治性歩行障害の治療を目的とした脊髄電気刺激装置の開発」
「タンデムエアバッグの開発」
「消化器内視鏡治療をより迅速にするためのクリップの開発」
19:00 閉会