産学連携の重要性が注目されて久しく、工学系の共同研究から、大学の知財の活用、大学発ベンチャーの活躍、インターンシップに至るまで、いろいろな分野の産学連携が展開されています。
今後、産学連携の更なる前進を図るためには、大学の場としての活用、例えば、中小企業経営者等の大学での活躍・交流の場の設定など「大学力」を活かし、地 域経済との連携を強化することに加え、コールセンター方式、企業訪問、大学外での交流会などの多様な手法による産学連携の推進の検討が必要です。
更には、ゼミによる商店街振興や戦略的インターンシップの実施など、学生を巻き込んだ活動も、産学連携の一つの形として、注目されています。
今回、全国から福岡に、産学連携に関するキーパーソンを集結させ、それぞれの考え方や実践、更には、先進事例を発表して頂くとともに、産学連携に関するあらゆる疑問について、意見交換を通じて、議論を深めて、実行に繋げていく催しを開催します。

【開催日時】日 時:平成23年12月13日(火)
<講演会>13:00~17:50 <交流会>18:00~
【開催場所】博多都ホテル(福岡市博多区博多駅東2-1-1)
<講演会>3F 孔雀の間 <講演会>4F 桔梗の間
【主催】九州経済産業局・(財)九州産業技術センター
【参加費】無料(ただし、交流会は4,000円)
【プログラム】
13:00  開催あいさつ
13:10 ~
第1部 基調講演
◆「中小企業と電通大の連携実績と今後の挑戦」
電気通信大学産学官連携センター 特任教授 竹内 利明氏
◆ INS (岩手ネットワクシステム)の取り組みと産学官連携の有効性について
岩手大学工学部教授 清水 健司氏
◆「地域とともに、信州方式」
財団法人 上田繊維科学振興会(AREC) 理事・事務局長
信州大学 特任教授(産学官地域連携)  岡田 基幸氏

14:50~
第2部 先進事例発表 (変更・追加等あり)
◆地域企業密着型研究「言い伝えを科学する」九州大学農学研究院助教 清水 邦義氏
◆グリーンフロート 野村證券(株) 産学官連携シニアマネージャー 平尾 敏 氏
◆農商工連携の産学連携 鹿児島大学産学連携センター准教授 中武 貞文 氏
◆中小企業家同友会の取り組み 中小企業家同友会(福岡(FAST)・宮崎(MANGO))
◆九州大学の共同研究部門制度 九州大学総長特別補佐・知的財産本部 副本部長・教授 古川 勝彦氏
◆イノベネット 全国イノベーション推進機関ネットワーク 事務局 梶川 義実氏
◆中小企業の産学連携 (株)西部技研代表取締役 隈 扶三郎氏
◆経済・経営系の産学連携-事例とその可能性 長崎大学経済学部准教授 桃井 謙祐氏
◆産学連携にコールセンターを活用した新しい手法
(株)ビジネスリファインテレマーケティング事業部チーフ 福澤 久氏
◆スマートハウスのオープンイノベーション
(株)スマートエナジー研究所 CTOファウンダー 中村 良道氏

◆大阪ガスのオープンイノベーション 大阪ガス(株)オープンイノベーション室長  松本 毅氏

※経済産業省、九州経済産業局と大学の連携(出向者等紹介) ほか

17:00~
第3部 意見交換会
JST産学官連携ジャーナル編集長 登坂 和洋 氏
九州大学研究戦略企画室教授  角田 英之 氏
九州経済産業局長 滝本 徹

18:00~ 交流会 (博多都ホテル4F 桔梗の間)

【参加申込方法】
以下のページ内の参加申込フォームよりお申し込みいただくか、案内チラシ兼申込書にご記入の上、
FAXでお申込み下さい。
http://www.kyushu.meti.go.jp/event/1111/111122.htm