九州GX推進フォーラムは、中堅・中小企業の

「取引先からの脱炭素化要請への対応」、「カーボンゼロ商品創出」、「脱炭素専門家の活用」

をテーマに開催しました。

(会場+オンライン配信)

【共催】九州経済産業局・福岡市・(一財)九州オープンイノベーションセンター

 

 ≪ 開催概要 ≫

【日時】

令和7年2月12日(水)13:00~17:00

【場所】

電気ビル共創舘 3階カンファレンス A(大会議室)

【参加人数】
 234名(オンライン参加者含む)

 

 ご来場、ご視聴頂き有難うございました。

 

※「九州GX推進フォーラム」は経済産業省、福岡市にて動画配信する予定です。

 公開となりましたら、本ページに動画リンクを掲載いたします。

 

   

**********  プログラム  ********** 

◆開会 13:00~13:05———————–

 主催者挨拶 

 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 部長 太田 保光 

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 第1部 講 演
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<基調講演>13:05~13:35———————–

 「中小企業における脱炭素化の重要性について」

  Sphera Solutions, Japan(株)ディレクター  大住 政寛

 世界各国で加速する脱炭素化の潮流は、今や大企業だけでなく中小企業にも大きな影響を及ぼしています。
 本講演では、長年企業のLCA(ライフサイクルアセスメント)を手掛けた専門家が、最新のグローバル動向を解説。

 また脱炭素化に取り組む前提となる「GHG排出量の把握」に必要なLCAの基礎についても改めて解説して頂きました。

 

 

【大住 政寛 氏 プロフィール】
 1998年一橋大学商学部卒。荏原製作所を経てPE Asia社(当時)に入社。グローバルに利用されているLCAソフトウェア、LCA for Experts(旧GaBiソフトウェア)の日本での販売、サポートを20年に渡って担当。また自動車、化学分野での製品LCAコンサルティングも多数。

 

<施策説明>13:35~13:50———————–

    経済産業省におけるGX施策のご紹介(オンライン)

 経済産業省 イノベーション・環境局 GXグループ 環境政策課 GX推進企画部 課長補佐 永井 健寛

 

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 第2部 個別課題の対応に関する事例紹介・トークセッション
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 ◆課題1 13:50~14:35————–

 九州経済産業局(報告:(公財)九州経済調査協会)
 【取引先からの脱炭素要請への対応】
 ~GXのカギとしてのサプライチェーンにおける企業間の連携~

  今後強まることが予想される、取引先からの脱炭素要請に関して、半導体や食品のサプライチェーンにおいて、

  企業間で連携してGXを実現している事例の紹介とともに、その可能性が報告されました。

  Sec1:事業報告 (公財)九州経済調査協会

  Sec2:事例紹介 (株)三松、SAGA COLLECTIVE(協組)

 

 <休憩 14:35~14:45>

 

 ◆課題2 14:45~16:10————–

 福岡市(報告:(一財)九州オープンイノベーションセンター/K-RIP)
 【脱炭素を通じた商品の付加価値向上】
  ~カーボンゼロ商品開発 成功までの道筋!~
  脱炭素市場が拡大するなか、脱炭素の観点を取り入れた自社商品を持った中小企業には大きなビジネスチャンスが訪れています。

  水耕栽培、IT、倉庫業、印刷業、そして土木設計と、業種の異なる5社が挑戦した

  「カーボンゼロ商品開発」の道筋が、その成果をサポートした専門家とともに報告されました。

                                      (専門家 中小企業診断士 篠原 啓佑氏)

  事業概要報告 K-RIP 嶋田

   

 

  Sec1:事例発表 (株)GG.SUPPLY 國村氏、(株)EDAHA 黒瀬氏

    

 

  Sec2:トークセッション (株)大建 横山氏 、(株)ドミックスコーポレーション 馬場氏、福岡倉庫(株)黒田氏、専門家  篠原氏

    

 

 ◆課題3 16:10~16:55————–

 (一財) 九州オープンイノベーションセンター/九州経済産業局(報告:(株)アットグリーン))
 【脱炭素対応人材やノウハウ不足への対応】
 ~脱炭素/カーボンニュートラル分野の人材不足にどう立ち向かう?~

  専門家による支援を通じて脱炭素/CN経営をスムーズに進め継続性ある活動とするためのポイントについて、専門家や事業者から得られた声を主に報告されました。

  トークセッションでは、効果の高い 脱炭素/CN経営戦略づくりに繋がるよう、支援を受けられた企業と専門家の生の声をお届けしました。

  Sec1:事業報告 (株)ATGREEN

  Sec2:企業と専門家によるトークセッション 日之出紙器工業(株)、(株)矢野特殊自動車、(独)中小企業基盤整備機構 九州本部、(一社)エネルギーマネジメント協会

 

◆閉会 17:00