K-RIP(ケイリップ)及び九州経済産業局では環境ビジネスの創出、ビジネスマッチング、人脈形成を目的として、毎月1回環境ビジネスに特化した異業種交流会「エコ塾」を開催しています。

今回は2月10日(水)に、第95回エコ塾~新しい環境ビジネス~を開催いたしました。ご参加の皆様に参考として頂けるような、新分野展開などの新しい環境ビジネスに関して、企業3社にプレゼンテーションを行って頂きました。ご多忙の中ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。

 

【日時】
平成28年2月10日(水)
講演会:17時00分~18時20分
交流会:18時30分~19時30分

 

【場所】講演会:福岡合同庁舎 本館1階 九経交流プラザ
交流会:福岡合同庁舎 本館地下1階 エムズキッチン

 

【参加費】
講演会:無料
交流会:2000円

 

 

【参加人数】
59人/講演会   41人/交流会

 

<プログラム>

 

【プレゼン1】
石けんをベースにした消火剤の開発

講 演 者:シャボン玉石けん株式会社
専務取締役 高橋道夫 氏

 

無添加石けんの製造会社と北九州市消防局・北九州市立大学が連携し、海外で頻繁に発生している森林火災や泥炭火災に役立てようと開発した「石けん系消火剤」がインドネシアで販売されました。
現在、海外の森林火災現場で使われている製品は石油から作られている合成界面活性剤を主成分とした消火剤ですが、環境負荷が問題視されています。シャボン玉石けんが開発した消火剤は植物油脂が原料のため生分解性が高く「環境にやさしい」製品です。
現在、地球環境保護の観点からも、九州発の石けん系消火剤を必要とする国も多くなることでしょう。

 

 

 

【プレゼン2】
風力発電のメンテナンス事業のご案内

講 演 者:有限会社イー・ウィンド 

専務取締役 田上秀人 氏

 

当社は長崎県五島に本社をおく、風力発電設備保守メンテナンス専業の企業です。平成20年に五島の風力発電設備の増加、業界の将来性を見据え、建設業から業種転換しました。
主に、メーカー様からの依頼を受け、点検、エラー対応をする業務と、設備近辺に常駐し運営保守管理する業務を行っています。
現在は、風力発電設備の安定した運用に必要となる業務をいち早くとらえ、24時間遠隔監視業務、ロープアクセスによる外部点検等を計画・検証を重ねた上で事業化し、さらに非破壊検査等の技術習得に取り組んでいます。

 

 

【プレゼン3】
高濃度オゾン溶解システム「Nano Cubic」

講 演 者:株式会社ピーエムティー 
環境事業責任者 那須一男 氏

 

高濃度オゾン溶解システム「Nano Cubic」は、少ない消費電力かつ低酸素濃度でも高濃度の溶存酸素水やオゾン溶解水を生成することが可能な小規模需要にも対応可能なシステムです。
今回は、陸上養殖・排水処理浄化向けシステム、殺菌・除菌・脱臭向けなど、「Nano Cubic」シリーズの各製品や、更なる用途開発に向けた最新の取組をご紹介します。

 

【交流会】
ショートプレゼンテーション
今回は3名の方にご登壇いただきました。

・福岡県リサイクル総合研究センター 研究開発課 課長   居倉様

・篠田株式会社 環境事業部 福岡事務所   國村様

・株式会社ミカサ 代表取締役   三笠様

 

 

 

開催風景

開催風景

開催風景

開催風景