【日時】 平成26年5月15日(木)
講演会:17時00分~18時30分/ 交流会:18時30分~19時30分
【場所】 福岡合同庁舎本館 6階 第2・3会議室
アクセスマップ: http://www.kyushu.meti.go.jp/aboutmeti/access.html
【参加費】 無料(交流会出席の方は500円/人)
【参加人数】 講演会79名 / 交流会 49名
【プログラム】
第1プレゼンテーション
テーマ : ㈱エコウッドの環境事業とエコMウッドの変遷
講演者:株式会社エコウッド 営業部 西日本営業所 所長 長本 好政 氏
~プレゼンターによる概要紹介~
WPRC(木材・プラスチック再生複合材)は広い分野で「リサイクル材料」として製品化されるとともに使用後には回収して繰返し原料として使用できる「多回リサイクル性」をもつことで廃棄物の削減や資源保護等環境配慮型素材として認知されてきました。
当社では創業からの11年間で約24,400tのWPRC(商品名 : エコMウッド)を販売させていただき地元福岡はもとより全国の公共・民間施設でデッキ・ルーバー・ベンチ・フェンス等の外装用建材として幅広くご利用いただいております。
本講演では、日本のWPRCの普及と進化を牽引し、「エコMウッド」の製造・販売を通じて取り組んで参りました当社の環境事業と商品の変遷についてご紹介致します。
~当日の模様~
当日の参加者アンケートでは、「とても参考になった」「一緒に組んでビジネスをしてみたい」といった声が多く、先進的な取組みに対して参加者からの活発な質問が行われ、関心の高さが伺われました。
第2プレゼンテーション
テーマ :「間伐材や放置竹林などの未利用バイオマスから作り出す容器と再生エネルギーの可能性」
講演者: バイオマス事業化協議会 事務局
株式会社三井アール・ディー 代表取締役 迎井 直之 氏
特定非営利活動法人NPOふくおか 濵平 努 氏
~プレゼンターによる概要紹介~
地域課題の一つである放置竹林や間伐材(林地残材)等で自然災害時に被害を拡大させないため、また鳥獣被害の軽減、CO2削減のために未利用バイオマスを有効利用していく事が必要です。(株)三井アール・ディーでは、未利用のバイオマスを粉末化、加熱圧縮して発泡スチロール、プラスティック容器などの石油製品の代替品をバイオマス比率60%~100%で製造する手法を確立しました。生分解可能な容器をはじめ、製造可能な容器類は無数に考えられますが、事業としていくにはパートナーを必要とします。本事業は農山漁村の雇用や経済の活性化につながりますし、廃棄される容器で将来的に再生可能なエネルギーをとり出せる可能性もあります。
~当日の模様~
当日の参加者アンケートでは、「更に詳しく知りたい」「製品を購入してみたい」といった声が多く、また活発な質疑応答が行われ、今後のビジネス展開が期待されるところです。
第3プレゼンテーション
テーマ : 施策紹介
講演者: 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 エネルギー対策課
~プレゼンターによる概要紹介~
26年度予算の内容より、参加企業のみなさまにご活用いただける施策内容をご紹介いただきました。
第4プレゼンテーション
テーマ : 施策紹介
講演者: 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 資源エネルギー環境課
~プレゼンターによる概要紹介~
26年度予算の内容より、参加企業のみなさまにご活用いただける施策内容をご紹介いただきました。
ショートプレゼンテーション(@交流会/第一回)
今年度より試行的取り組みとして、交流会内で企業や支援機関からの告知や各種PRを行うことが出来る、ショートプレゼンテーション(1分間)の時間を設けています。第一回目の今回は以下の方にプレゼンを行っていただき、その後、他の参加者との積極的な交流を図っていただきました。
~ショートプレゼンテーション実施者~
1.篠田株式会社
環境事業部 福岡事務所 所長 仁位正博様
プレゼン概要:自社の事業概要、福岡事務所の開設等について
2.福岡市
農林水産局 農林部 森林・林政課長 水落啓介様
プレゼン概要:福岡市営林オフセット・クレジット(J-VER)について
3.(公財)西日本産業コンベンション協会
事業部 事業第二課主任 高崎洋様
プレゼン概要:「エコ・ベンチャー・メッセ2014」出展のご案内について
4.フクオカベンチャーマーケット協会
ベンチャーサポートセンター マネージャー 奥田麻衣子様
プレゼン概要:フクオカベンチャーマーケットの紹介、マンスリーマーケット等の紹介
5.(一社)九州産業コンサルタント協会
理事長 齋藤清美様
プレゼン概要:第三回産業支援フォーラムのご案内
【写真】
(株)エコウッド 長本様 バイオマス事業化協議会 濱平様
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