K-RIP(ケイリップ)及び九州経済産業局では、環境エネルギービジネスの創出、ビジネスマッチング、人脈形成を目的として、定期的に環境エネルギービジネスに特化した異業種交流会「エコ塾」を開催しています。
第110回エコ塾は11月に大分市内で開催します。
「水素エネルギーの未来と地域企業のビジネスチャンス」をテーマに取り上げ、基調講演のほか、関連企業3社の取り組みを紹介するとともに懇親会を開催します。懇親会では先着申込による1分間スピーチも行います。
翌日は大分県内の施設をバス見学いたします。申込先着順 定員20名 (1社2名まで)、参加無料(昼食代別途)
★開催概要★
【日時】
平成29年11月9日(木)
講演会:14時30分~17時20分
交流会:17時30分~19時00分
(バス見学)
11月10日(金)9時30分発~15時40分解散予定
定員20名(1社2名まで)
締切11/2(木)
【場所】
講演会 : ホルトホール大分 303会議室
大分県大分市金池南1-5-1
http://www.horutohall-oita.jp/access/index.html
懇親会:同3階 ホルトガーデン
※参加者による1分間スピーチ実施予定
【バス見学】
スケジュール
9時30分 JR大分駅 出発
大分県農林水産研究指導センター 花きグループ (湯けむり発電)
湯山地熱発電所、大分ソーラーパワー発電所、大分EBL水素ステーション
15時40分 JR大分駅 解散 ※時刻は予定
※自車での追走はお断りしております。
※バス見学のお申込みにつきましては、同業他社様の参加は見学先と相談の上、参加をお断りさせていただく場合も
ありますのでご了承ください。
【参加費】
講演会 : 無料 懇親会 : 3千円/人
バス見学 : 参加無料(昼食代別途)
★プログラム★
【基調講演】
◆水素エネルギーの意義と国内外動向
デロイトトーマツコンサルティング(同) パブリックセクタ― 執行役員 庵原一水 氏
東日本大震災を経て将来のエネルギー供給のあり方が国民の関心を集める中で、分散型電源の導入拡大やエネルギー源の多様化等の観点から、持続可能な循環型社会を実現する切り札として「水素エネルギー」が注目を集めています。また、燃料電池自動車を中心に、「水素エネルギー」は産業・雇用の創出も見込まれます。本講演では、水素エネルギーの特徴・意義に加え、最新の国内外動向や産業化が期待できる分野等について紹介します。
【プレゼン1】
◆CO2フリー水素の普及に向けた水素活用型EMSの取組について
(株)正興電機製作所 新事業開発推進部 担当部長 河野 明彦 氏
電力系統の監視制御システムや電機設備、再生可能エネルギー分野の製品やEPC等の事業で培った当社のノウハウを活用した「CO2フリー水素の普及に向けた水素活用型EMS」への取組事例を紹介します。
また、昨年度、福岡市東区奈多で行った「塩分濃度差による水素製造システム」の実験の概要についても合せて紹介します。
【プレゼン2】
◆水素可視化システム~水素エネルギーのフェイルセーフをサポート~
九州計測器(株) 新事業推進室 室長 田中 武海 氏
1973年創業の弊社は、必要な計測データをシステムアップで解決・提案する「技術商社」です。2006年に九州大学との共同研究をきっかけに、「簡単に水素漏れを確認できないか」という保全現場のニーズに応え、「水素可視化シート」の製品開発および2011年に販売を開始、さらに多点計測技術と融合させた「水素可視化システム」を2015年に販売開始いたしました。
ISAS/JAXAの次世代ロケットへの採用等、水素エネルギーのフェイルセーフを支える計測システムとして今後も訴求してまいります。
【プレゼン3】
◆水素透過金属膜を用いた副生ガスからの超高純度水素の精製
(同)ハイドロネクスト 代表 永井 正章 氏
大分には石油化学コンビナート等が存在し、水素を含むガスである副生ガスが日々大量に発生しております。その量は全国の約1割にあたると言われており、現在の用途は主に燃料として利用されております。我々はこの副生ガスから燃料電池に使用できる超高純度水素を取り出すことにチャレンジしております。将来の水素社会に向けて、産学官で連携して地産地消エネルギーの利活用モデルとして新しい産業の創出につなげるべく取り組んでおります。
★お申し込み★
WEB:ページ最下部「WEBからのお申込み」をクリックし、必要事項をご入力のうえ、お申し込み下さい。
※「エコ塾in大分」のWEBからの参加受付は終了致しました。
参加ご希望の方は、K-RIP事務局まで、お電話かFAXにてお申込み下さい。
FAX:下記リンクの「ご案内&参加申込書」に必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。
【お問合せ先】
▼K-RIP(九州環境エネルギー産業推進機構)担当:杉迫
TEL:092-474-0042 FAX:092-472-6609
▼九州経済産業局 資源エネルギー環境課 担当:金山・清水・鶴丸
TEL:092-482-5499