南九州でポテンシャルの高い一次産業の更なる活性化のため、今年度、実施しました南九州の地域の課題調査結果を踏まえ、解決につながりうる技術を持った企業によるセミナーを開催します。
また、併せて経済産業省と農林水産省の平成29年度予算案における施策紹介についてもご案内します。
一次産業従事者の方はもちろん、農業・畜産・水産・環境ビジネスに興味のある方は是非ご参加ください。
★開催概要★
【日時】
平成29年2月2日(木)
講演会:14時00分~17時30分
プレゼン企業製品等展示会:17時30分~17時50分
懇親会:18時00分~19時00分
【場所】
講演会:宮崎観光ホテル 東館3階『緋燿(ひよう)の間』
(宮崎県宮崎市松山1―1―1)
http://www.miyakan-h.com/outline/access.html
懇親会:同ホテル内
【参加費】
セミナー・展示会無料、懇親会3000円/人
★プログラム★
<第一部>
「経済産業省・農林水産省平成29年度予算案における施策紹介」
九州経済産業局 資源エネルギー環境課 環境・エネルギー産業担当
係長 鶴丸 貴信 氏
九州農政局 生産部 生産技術環境課 農政調整官 斉藤 秀美 氏
<第二部>
【調査報告】
一次産業分野における環境課題に関する調査結果概要(南九州版)(仮)
環境テクノス株式会社 コンサルタント事業部 課長 松田 晋太郎 氏
【事例1】
「ファインバブルの一次産業、環境への適用事例紹介」
株式会社ワイビーエム 技術担当取締役 増本 輝男 氏
ファインバブル(微細気泡)は日本初の技術で農業、水産、排水処理、洗浄等様々な分野へ用途が広がりつつあります。弊社は16年前からファインバブル事業に取り組み農業・水産・環境分野等へ商品を提供してきました。今回のプレゼンテーションでは一次産業での実施例を中心にこれまで弊社が取り組んできたファインバブルの実施例を紹介いたします。
【事例2】
「竹短繊維と自然土を肥料成分で固める 環境型の雑草抑制・簡易舗装工法」
日本乾溜工業株式会社 営業統括部 部長代理 浜嶋 博昭 氏
当社では、約8年前より 土系防草舗装材「雑草アタックS」という環境製品の製造販売を行っております。この製品は、自然素材100%で作られた「竹短繊維入り自然土防草舗装材」です。 厳選した自然の土と天然の海水から抽出した肥料成分(酸化マグネシウム)と竹短繊維を工場で混合して袋詰した自然環境にやさしい土系防草舗装材です。雑草を生やしたくない場所に雑草アタックSを厚さ3cm程度に薄く平らに敷き均した後、その上から直接、散水して、表面を軽くコテなどで締め固めるだけで、自然な土色のままで硬く固まり、雑草抑制や土舗装が行えます。不要になっても簡単に砕けて、その場でそのまま土に戻すことができます。
【事例3】
「畜産現場における悪臭とハエの発生状況とその対策」
株式会社ヤサキ 代表取締役 八崎 秀則 氏
多くの畜産現場で発生する糞尿臭やハエの飛来は家畜の生育に影響を及ぼすだけでなく、地域の悩みの種でもあるが有効な対応策に乏しいのが現状です。
そこで当社の微生物資材「菌の黒汁」の有機物分解能力に優れる点を利用し、その状況の改善を図るべく宮崎大学と共同実証を行っています。
【事例4】
「畜舎屋根への遮熱塗装で畜舎内の温熱環境を改善」
株式会社宮防 新規事業部長 荻原 英範 氏
地球温暖化により日本の平均気温が上昇する中、畜産業への暑熱被害は生産性に大きく影響を与えています。家畜の暑熱ストレスを低減し、家畜生産性の維持、向上に有効で経済的な暑熱対策技術に対する要求が高まっています。畜産現場では複数の暑熱対策技術を組み合わせて、家畜の体調維持や生産性向上に懸命の努力を行っています。今回、宮崎大学工学部と農学部のご協力をいただき、「畜舎屋根遮熱塗装による畜舎内温度への影響に関する検証」の成果を紹介致します。
☆講演後20分ほど、プレゼン企業製品等展示会を行います。
☆第二部では、プレゼン時間中、同時並行でプレゼン企業と希望者の商談会(個別質問会)を実施します
★お申し込み★
WEB:ページ最下部「WEBからのお申込み」をクリックし、必要事項をご入力のうえ、お申し込み下さい。
FAX:下記リンクの「ご案内&参加申込書」に必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。
【お問合せ先】
▼K-RIP(九州環境エネルギー産業推進機構)担当:杉迫・池田
TEL:092-474-0042 FAX:092-472-6609
▼九州経済産業局 資源エネルギー環境課 担当:栢田(かやだ)
TEL:092-482-5499