【開催目的】
鹿児島県では,平成23年3月に策定した「かごしま製造業振興方針」において,今後成長が期待される産業分野の一つに環境・新エネルギー産業を位置付けており,九州における同産業分野の現状や県内外の先進事例を紹介することにより,県内中小企業の同産業分野への参入促進を図る。
また,九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)の環境への取組について広く情報を共有するとともに、リサイクル技術・資源の有効利用・環境保全等の環境関連技術の普及と産学官の交流の活性化を図る。
【日時】平成24年7月24日(火)
講演会:14:00~17:30 / 交流会:17:45~19:30
【会場】鹿児島東急イン(鹿児島県鹿児島市中央町5-1)
講演会:2階 オリオン / 交流会:1階 レストラン シャングリ・ラ
【参加人数】 講演会 117名 / 講演会 54名
【参加費】講演会:無料 /交流会:3,000円
【主催】鹿児島県、一般財団法人九州産業技術センター、九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)、
かごしまモノづく推進協議会
【後援】九州経済産業局、公益財団法人かごしま産業支援センター
【プログラム】
時間 | 内容 |
14:00-14:10(10分) | 挨拶鹿児島県 商工労働水産部 産業立地課 課長 井多原 章一氏 |
14:10-14:20(10分) | K-RIPの事業概要説明K-RIP 国内コーディネーター 江口 博 |
14:20-15:05(45分) | 基調講演:「九州における再生可能エネルギー関連産業の展開」財団法人九州経済調査協会 調査研究部 部長 田代 雅彦氏 |
〔休憩:15分〕 | |
15:20-15:50(30分) | 企業講演1:「高品位!植物性廃食用油のバイオディーゼル燃料化」株式会社 南光 第一開発部 技術課 課長 後藤 祐介氏 |
15:50-16:20(30分) | 企業講演2:「ラブ・マシーンで解砕した竹粉の活用方法について ~牛用サイレージ、水稲苗床、生ゴミ堆肥~ 」株式会社 サンケン・エンジニアリング 環境事業部 部長 佐藤 勝正氏 |
16:20-16:50(30分) | 企業講演3:「低水位でも発電可能な、マイクロ水力発電装置 【スイロン】 について」株式会社 ミゾタ 取締役兼環境技術研究所長 土井 研一氏 |
16:50-17:20(30分) | 企業講演4:「高効率集熱を可能にした真空管ソーラーシステム~太陽の熱を利用する!~ 」富士エネルギー 株式会社 業務グループ マネージャー 臼木 宏任氏 |
17:20-17:30(10分) | 九州経済産業局からのお知らせ |
【4企業の講演内容】
1.株式会社 南光 「高品位!植物性廃食用油のバイオディーゼル燃料化」
現在、バイオディーゼル燃料(BDF)は、代替エネルギーとして注目されています。弊社が開発した植物性廃食用油の燃料化装置は、品質規格を満たした燃料を自動制御で精製することが可能です。また、従来の製法では湯洗精製によって生じる水の排水が問題となっていましたが、弊社の装置は乾式を採用しているため排水に関する問題が生じません。
※㈱南光 様は、K-RIP非会員のため、本HPでの講演資料の添付はございません。
2.株式会社 サンケン・エンジニアリング
「ラブ・マシーンで解砕した竹粉の活用方法について~牛用サイレージ、水稲苗床、生ゴミ堆肥~ 」
弊社のラブ・マシーン(孟宗竹揉み摺り機械)で加工した竹粉を使い乳酸発酵させたものを、家畜飼料(牛用サイレージ)として販売するため、鹿児島大学と共同でその有用性等について研究開発を行っています。竹粉は、焼酎粕と混合することにより発酵が促され、サイレージとして優れた特性を発揮します。また、竹粉はその加工方法によって、水稲苗床や生ゴミ堆肥にも活用することが可能です。
【配付資料・プレゼン資料】ラブ・マシーンのご紹介
3.株式会社 ミゾタ 「低水位でも発電可能な、マイクロ水力発電装置 【スイロン】 について」
水に関するトータルエンジニアリングである弊社は、小水量でも発電可能な「マイクロ水力発電装置(スイロン)」の販売を開始しました。本製品の特長は、①低水位でも水の流れ(0.15m3/s程度)があれば発電可能、②装置の小型化により既存水路に設置可能、③装置内のゴミ(流下物)のつまりを大幅に軽減、などです。発電出力が0.5kW~10kWまでの機種を揃えており、既存の電力設備との系統連系も可能です。
㈱ミゾタ 講演資料 スイロン カタログ
4.富士エネルギー 株式会社 「高効率集熱を可能にした真空管ソーラーシステム~太陽の熱を利用する!~ 」
太陽光発電が脚光を浴びている昨今、よりエネルギー変換効率が高い太陽“熱” についても注目が集まっています。弊社が開発した真空管ソーラーシステムは、太陽熱エネルギーを吸収する集熱部を真空の二重ガラス管にすることで断熱性と保温性が高まりました。さらに集熱器内部に水を入れないヒートポンプを採用しているため、従来型で課題となっていた空焚きなどによるヒートショックが発生しません。
また、平成21年度「新エネ大賞」では新エネルギー財団会長賞を受賞するなど、本システムについては高い評価を受けており、これまで、病院、福祉施設、温浴施設のほか、ハウス園芸などの農業向けにも設置実績があります。
※富士エネルギー㈱ 様は、K-RIP非会員のため、本HPでの講演資料の添付はございません。
【お問い合わせ先】
◆K-RIP (担当者:村田、弟子丸)
TEL:092-474-0042 FAX:092-472-6609
◆鹿児島県 (担当者:木村、甫立)
TEL:099-286-2964 FAX:099-286-5578
製品展示 開会挨拶(鹿児島県 幸 対策監) K-RIP江口コーディネーター 基調講演(九経調 田代部長)
(企業4社の講演)
㈱南光 後藤課長 ㈱サンケン・エンジニアリング 佐藤部長 ㈱ミゾタ 土井環境技術研究所長 富士エネルギー㈱臼木マネージャー
(講演会) (交流会)
満席の講演会風景 名刺交換する参加者 締めの挨拶(鹿児島県 井多原課長)