平成22年版「ものづくり白書」(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)が閣議決定・公表されましたので、お知らせ致します。

今回の白書は、例年6月に公表していたものを、10月に遅らせ、3月の大震災後の製造業の現状分析も加えたものとなっております。

この中で、日本の製造業には、サプライチェーンの中核分野が存在し、次世代産業の主導権を堅持するため、高度部素材を中心として、中核となる生産基盤の 強化や、震災の教訓を踏まえた、グローバル市場における競争力を担保するための効率性とリスク対応力を兼ね備えた強靱なサプライチェーンの構築が必要とす るなどのものづくり産業の事業戦略の再構築の必要性に加え、引き続き、人材育成、教育・研究開発が重要であることなどが報告されております。

また白書では、具体的な企業の取り組みがコラムとして紹介されておりますが、K-RIP会員から「本多機工(株)【海外留学生の活用】」の事例が紹介されております。
ご興味のございます方は、以下のHPをご覧下さい。

◆平成22年版「ものづくり白書」
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2011/index.html

◆事例紹介:本多機工(株)(第2章第4節(184ページ))
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2011/pdf/honbun02_04_04.pdf