1.私たちは、革新的な技術開発を通じて、社会の発展に貢献します。
2.私たちは、未来を見据え、強い信念を持って行動する組織であり続けます。
3.私たちは、個の人間力を高め、様々な課題の解決に一丸となって取り組みます。
再生可能エネルギーの普及などにより、蓄電池の需要は高まってきていますが、当社は大容量の蓄電システムに適した「バナジウムレドックスフロー電池(以下VRFB)」の研究に取り組んできました。
VRFBは長期安定性・高い安全性・高い拡張性といった特長を持つ優れた電池ですが、電解液の原料であるバナジウムの価格が不安定なことなどから、コストの問題が普及の妨げになっていました。
当社は燃焼煤(EP煤)といった産業廃棄物からバナジウムを回収し、電解液を効率的に製造する技術を確立し、安価で安定的な電解液の生産を可能にしました。
今後も福岡発のベンチャー企業として、大型蓄電池「バナジウムレドックスフロー電池」の普及に貢献できるよう、研究開発を進めてまいります。
- 企業・団体名
- LEシステム 株式会社
- 所在地
- 〒809-0809 福岡県久留米市東合川 2-3-39
- TEL
- 0942-27-5244
- FAX
- 0942-27-5344
- staff@lesys.jp
- 事業種別
- 蓄電池事業(研究・開発・製造)
- 代表者
- 佐藤 純一
- 創業年月日
- 2011年1月
- 従業員数
- 取締役:3名 社外取締役:3名 社員:20名 技術顧問:5名
- 資本金
- 1,140百万円(資本準備金513百万円を含む) 2017年11月現在
- 海外取引状況
- あり
台湾
- 海外取引希望有無
- 輸出
輸出
中国、南アフリカ、フィリピン 等
- 海外展開詳細
- 電解液製造技術のハンズオンと共同展開
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太陽光発電の電力を蓄電する実証実験を自社で行っています。(20ftコンテナ)
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主につくば事業所にて、廃棄物中に含まれるバナジウムを回収する技術や、独自のプロセスで電解液を生成する技術を研究開発しています。
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VRFBは、正極・負極の電位差がある液体を循環させることで、電子の移動を行い、充放電する仕組みです。 他の蓄電池は、電極の化学変化で充放電をするのに対し、電解液の化学変化(酸化還元)で充放電を行うため、長期間能力を維持することが可能です。